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入る前は負けることを考えろ!
こんにちは、人造人間34号です。
今回はFXでぼろ負けしないためのメンタルの話をします。
これは常に自分自身にも意識させていることなので参考になれば幸いです。
ところで皆さんはアントニオ猪木氏のこの有名な名言はご存じですか?
アドレナリンドバドバ状態で
『やる前に負けること考えるバカがいるかよ!!』
と叫んでアナウンサーを思いっきりビンタしたんですよね。
アスリートなど勝負の世界で生きる彼らにとって弱気は最大の敵。
試合に勝つことだけをイメージして、常に強気な姿勢を保ちます。
やる前から負けることを意識して試合に臨む選手なんて勝てませんよね。
ではトレーダーの世界でこの考え方は正解なのでしょうか?
『エントリー前に負けること考えるバカがいるかよ!!』
いえ
一流のトレーダーはまず最初に負けることを考えます!
トレーダーも勝負の世界で生きる勝負師ですが
アスリートとは全く逆の考えで勝負に臨まないと資金を失うことになります。
入る前に負けることを考えろ!!
皆さんはどうでしょうか?
エントリー前にこんなこと考えてませんか?
- ここからあのラインまで上がったら〇〇円儲かる。
- トレンド強いし鉄板パターンだしこれは勝てるな。
- ロットこれくらいぶち込んだら〇〇円儲かる。
そんな偉そうなこと言ってる自分も
脳内お花畑で、勝つこと・儲かることしか考えていませんでした。
勝つことしか考えない危険性
エントリー前に勝つことしか頭にないトレーダーは負けると十中八九下記のような状態に陥ります。
- 勝つと思ってたから損切りができない。
- 損切できても予期せぬ損失にリベンジトレードをしてしまう。
- ロットがデカすぎて損失を受け入れられない。
- 熱くなる。イライラする。
- 損失を取り返したい。
- 期待値の高いポイントまで待てない。
最初に負けを意識するメリット
エントリー前に負けることを意識すれば、損失によるメンタルをコントロールすることができます。
- 負けを想定したロット数。
- 最初に負けを受け入れているから冷静でいれる。
- リベンジトレードしなくなる。
- リスクリワードの良いトレードが可能になる。
- 損切を粘らなくなる。ずらさなくなる。
負けを意識することのメリットはかなり大きいですね。
損失に対する考え方
トレードで損切り位置を決める時、それを損失と捉えるのではなくトレードする為のチケット代を払うと考えてみて下さい。
『この場面では、ここまで上がるかもしれないな。』とシナリオを立てたら
トレードのチケット代(損切り)はこれくらいの値段なら妥当だなと考える。
リワードを得る可能性のあるトレードに対して、チケットを購入しトレード権利を得る。
そのチケットの値段は自分で決められる。
そう考えると合理的な判断ができるようになると思いませんか?